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NAKAMICHI LX-3

Lx3frontfirst オールドナカミチ全盛期の1981年発売の製品です。かの伝説の1000ZXL Limittedが発売されたのも同時期になります。もちろん青春当時は知る由もありません。700から受け継がれたシルバーと黒の独特のデザイン、以前から気にはなっていましたが、なかなか触手は伸びませんでした。本機はオークションにてメカ不動のジャンクで入手しました。ベルトの劣化かシャットオフランプ切れと軽く踏んだのですが、いきなりイジェクトが出来ません。ボタンを押してもドアが開かないのです。出品者のコメントにはそんなことは書いていませんでした。

Lx3inner 2ヘッドですが、中身はぎっしり詰まっています。LX-3は当時のナカミチのラインナップでは最下位になる機種で、定価も99,800円というナカミチにしてはエコノミー価格(?)ですが、上位機種に比べ、2ヘッドでモニターおよびキャリブレーション、アジマス調整機能を省いたと言うだけで、他には何も妥協していない姿勢がうかがえます。カタログでの宣伝文句も、2ヘッドでありながら並の3ヘッドを超越した性能ということでした。

Lx3frontout 二重になったフロントパネルの外側を外すと金属製のシャーシが現れますが、ここで4つの大きなネジを外すとメカが外れます。パイオニアに似ていますね。メカはナカミチオリジナルでZXやDragonでお馴染みの横長のものです。

Lx3lower_2 メカを外す時は、あらかじめコントロールモータのアースのハンダ付けも外さないといけません。デッキを横倒し底板を外します。すると見慣れないワイヤーがメカから再生基板に伸びています。ZXだと平べったいアジマスワイヤーがヘッド付近から伸びていますが、ワイヤーの形状も位置も違います。メカを外すにはこのワイヤーも基板から外す必要があります。

Lx3lowerpcb ワイヤーの基板側の先には非常に長いスライドスイッチがつながっています。どうやら録音時テープとソースを機械的に自動で切り替えているようです。もちろん2ヘッドなので録音と同時に再生(モニター)は出来ません。再生時以外はソースの音を聴いていることになります。本機は問題ありませんでしたが、これまで修理した他のLX-3の中には、このスイッチが接触不良を起こして、片チャンネルの音量が著しく低いものがありました。

Lx3mecha 取り外したメカです。プラスチック部品が多用されています。今回外してみて分かったのですが、メカとフロントシャーシを固定しているプラスチックの4つのネジの支柱のうち、左の上下2つが太い金属フレームとプラスチックの支柱の間で完全に折れていました。写真のメカの左上に、折れた支柱の残骸が見えます。

Lx3ejectassy_2 赤い矢印で示すように、通常イジェクトボタンを押すと写真のAの部品(イジェクトアームA)が時計回りに回転してカセットボックスを固定している爪が外れ、開きます。ところが本機は写真のようにイジェクトアームAの下にイジェクトアームBが回り込んでおり、イジェクトアームAが回転できない(イジェクトが押せない)ようになっていました。イジェクトアームBはもともと、再生時などに誤ってイジェクトを押せないようにするためのストッパーなのですが、本機の場合、停止時でも回り込んだままになっていました。にもかかわらずイジェクトボタンが押せたように見えたのは、フロントシャーシとメカを固定している支柱がイジェクトボタンのある左側の上下で折れているため、イジェクトボタンを押すたびにメカ全体が奥へ押されてずれているためでした。外からでは見た目、何も分かりません。

Lx3drivebarb 写真は上下逆さまですが、イジェクト部です。カセットボックス下にある金属製のバーB(青)はプレッシャーローラードライブバーBという名称で、左右のピンチローラー(プレッシャーローラー)につながっており、ローラーを上げ下げしています。ピンチローラーが下がると、ドライブバーBはイジェクトアームBを写真右に押し、さらにイジェクトアームBがイジェクトアームAの下から外れ、イジェクトが出来るようになるわけです。調べたところ今回、ピンチローラの片方がグリスの固着によりほとんど動かなくなっていたため、停止時でもピンチローラーが下がらず、ドライブバーBも右に動かないため、イジェクトが出来なかったことが分かりました。

Lx3headmount ナカミチのヘッドマウントは他社と大きく違い、(録)再ヘッドは手前のヘッドマウントベースに、消去ヘッドは奥のヘッドベースにマウントされています。これによってナカミチが重視する(録)再ヘッドのアジマス調整が非常に容易になっています。 しかしながら手前のヘッドマウントベースにより、ピンチローラーが完全に隠れてしまうため、ピンチローラーを露出させ、固着を掃除するためには、マウント共々再生ヘッドも外してしまわなければいけません。もちろん位置決めはされていますから、たとえ一旦外しても、大きくずれることはないと思いますが。

Lx3headmount2_3 ヘッドマウントベースを外したところです。中央に残って見えるのは消去ヘッドです。向かって左側のピンチローラーがひどく固着していました。今回ピンチローラーの外し方がいまいち分からなかったために、隙間からリレークリーナーRC-224で大量のアルコール溶剤を流し込み、固着したグリスを出来るだけ洗い流して、最後に新しいグリスを塗布しました。おかげでピンチローラーとプレッシャーローラーバーは滑らかな動きを取り戻しました。

Lx3repaired のびかかっていたすべてのベルトを交換しましたが、最大の難関は先ほどの折れていたプラスチック製の支柱です。ここが折れているとフロントシャーシにメカ全体がしっかり固定できないだけでなく、イジェクトの際、イジェクトアームAにうまく力が伝わりません。そこで折れた支柱を元の位置に接着するわけですが、プラリペアではまたすぐ折れてしまい、まったく歯が立ちませんでした。そこで秘密兵器登場!白い2液のエポキシ系接着剤ですが、石のようにめちゃくちゃ固くなるものです。業務用で真空機器のシール材に良く用いられ信頼性も抜群ですが、ホームセンターで見かけたことはありません。ちょっと見かけは悪いですが、力が加わるところなので可能な限り盛り上げておかないと、そのうち割れてしまいます。さて、この支柱ですがプラスチックとは言え通常の使い方では経年で折れることは(まだ)ないと思います。推測ですが、カセットを取り出そうと無理矢理ストッパーの入った状態でイジェクトボタンを非常に強く押したため、折れたのではないでしょうか。さて、これをナカミチに修理に出すとどのぐらいかかるのでしょう、もちろん接着剤など使わず、支柱が一体化したメインシャーシごと交換するのでしょうが、ほとんどメカ全交換の大変な作業になります。

Lx3running_2 メカを組み立てて戻したところ、無事動くようになりました。イジェクトもスムーズで問題ありません。今回ヘッドマウントベースを外しましたが、テストテープで見たところアジマスもほとんどずれていませんでした。幸い回路にはまったく問題がなく、録音もできました。再生音はさすがナカミチ、2ヘッドですがレンジが広いと感じました。

Lx3frontleft 写真では最初はちょっと安っぽいかなと触手が伸びませんでしたが、現物を目にしてみると全然印象が違いました。むしろ高級感、気品があり重厚なデザイン、見ていて飽きません。お医者さんの書斎などに何気なく置かれていると素敵かな。とても上品です。ただし金属のメッキはさびやすいので注意が必要です。

Lx3frontright キャリブレーション等がないので、ナカミチにしてはボタンが少ないです。やはり再生専用と考えた方がよいでしょう。兄貴分のLX-5は3ヘッドですが、モニターのボタンが1つ増えるだけです。キャリブレーションがないのであれば、LXシリーズはむしろ2ヘッドの方がコストパフォーマンスが高い様な気がします。

Lx3head パッドリフター付きの2ヘッドでデュアルキャプスタン。ナカミチでもその後2ヘッド機とは、まったく主張の異なる物です。オークションではジャンクで3000円ぐらいから、完動品だと1万円前後ですが、美品だと2万円以上になることもあるようです。

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音楽」カテゴリの記事

コメント

こんばんは、清楚な印象を持ったデッキですね (^^)
ナカミチでは後発のCR-20持ってましたが、KA7ESよりも好きな音色でした。
「高域の抜けが良い」ナカミチサウンドは2ヘッド機にも健在なんですね。
重い・メッキシャーシ・極太コード etc...ハイファイオーディオでは当然の世界ですが、ナカミチのエントリーモデルを聴いてしまうと、愕然とするものがありました ^^;

そういったお話(談話)もまたオーディオの面白いところでしょうか。

投稿: ぷらっし~@ | 2008年11月 9日 (日) 18時52分

ぷらっし~@様

当時、2ヘッドでありながら下手な3ヘッド機より音がよいと非常に人気があったのが、KENWOODの880シリーズです。今ではすっかり忘れ去られていますが、長岡鉄男他、当時の評論家が絶賛していました。上位機の1100Gはここで紹介していますが、機会があれば是非聴いてみたいと思います。

投稿: 所長 | 2008年11月 9日 (日) 23時09分

LXのスタイルが好きでナカミチでの再生を楽しむには十分な実力があると思います。
モード用ベルトの交換は行ったのですが、分解をしたことはありませんので、今後の不具合の対処時の参考になると興味深く拝見させていただきました。
質問ですがシャットオフランプ切れとは、どのような症状なのでしょうか。カセットテープ用のランプが切れると動作しなくなるのでしょうか。

投稿: LX-fan | 2008年11月10日 (月) 13時03分

ぷらっし~さんあちこちに顔出しますね!最近修理にはまり、そろそろ卒業しますよ!所で、KENWOODの880シリーズは持っていましたが、音は悪いです!マニアの感性には、答えてくれません!音が良い噂が、ありましたが、低レベルの経験の感性だと思います。マニアから見ると基本的に、2ヘッドだろうが、3だろうが、音には全く関係無いのです。ヘッドは、二つ有れば理論的に同じなのです。ナカミチサウンドとハッタリの噂は、僕の経験では、認められないのです。!メーカーは関係なく、基本設計と味付けが、最も重要です。NAKAMICHI LX-3が、TEAC辺りと比べるとスカスカで、貧弱な中身ですが、名機として、認めるわけには、イキマセン!!特に再生音で重要視されるのは、ボーカルの声が生々しく聞こえるかです。機械的なテクノ再生音では、癒されないのです。心を伝う音それがオーディオです。以上!!

投稿: CT-920 | 2008年11月10日 (月) 13時13分

こんにちは、所長様
整備が、大変そうな機種ですね。
後の、CRとかBXシリーズとは全然違いますね。
私には、とても歯がたちそうにないです。
DRAGONとZX-7がありますので、壊れたらどうしようかと悩んでしまいます。
KX-1100Gと1100Hが合わせて7台あります。
動作しているのは4台ですが。
もともと、1100Gが1台だけだったのですが
2年ほど前、再生中に突然止まり、それ以後ウンともスンとも動作しなくなってしまいました。
メーカーに修理にだすと、リールモーターが不良で、保守部品も無いため修理不可ということで返送されてきました。
それ以後、ヤフオクで何台も落札しましたが、動作品ということでもしばらくたつと同じ症状が出て動かなくなるのです。
たくさんの人のホームページの修理記事を参考に原因を調べてみるとリールモーターかメカモーターのどちらかが不良だということがわかりました。
それで、外観の良いのを優先に二個一、三個一でモーターを移植し、2台動作品ができました。
そんな時、高速化様の修理記事でモーターの分解修理をしているのを見て、早速やってみると見事3連敗!!
その次からは、どうにか成功し4台動作品ができました。

修理できなかった3台のリールアッセンは、BX-125とBX-150に移植しました。
どちらもアイドラが不良で研磨してもしばらくすると滑りだすという症状が出ていましたので。
もう1つはCR-50用にとってあります。
所長様の言われるとおり、1100シリーズとCRシリーズはメカが共通ですね。
また、880シリーズはBXシリーズとメカが共通になっています。
ところで、880は1100に比べて中音域がちょっと貧弱です。
それと音色が若干違います。
ちょうどパイオニアのT-838とT-858のようです。
キャリブレーションはやりにくいですが、結構いい音していると思います。

投稿: kimoren4649 | 2008年11月10日 (月) 16時56分

LX-fan様
シャットオフランプとはリールの回転(カウント)を検出するための照明ランプです。LX-3では本記事の3番目か6番目の写真で、見えづらいですが巻き取り側(右側)のリールからベルトで右に伸びている先にある羽根車(シャットオフ・プーリー)の手前にちょこんと基板に載っているパイロットランプ(麦球)がそうです。仕様は12V、25mAだったと思います。切れるとカウンターがまったく動かないため、デッキがテープの巻き終わり或いは送り終わりと勘違いして、すぐ停止してしまいます。カセットボックスの照明用のランプは切れても動作に支障ありません。

投稿: 所長 | 2008年11月10日 (月) 21時13分

所長様
こちらでは、以前からの常連です(^^)v
と思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。
こちらはカセットデッキなど(楽しい)話題で盛り上がれる場所です。
大切にしたいと思います。

投稿: ぷらっし~@ | 2008年11月10日 (月) 23時07分

所長、今日、家電店からゴムベルト受け取りました。
前にベルトについて教わったhataです。

店頭で受け取ってスグにはサイズが違うように見えまして、
アセリました(笑)むろん適合しました。ありがとう御座いました。

投稿: hata | 2008年11月11日 (火) 00時25分

hata様
ゴムベルト見つかって良かったですね。私も人様の分解写真だけから判断したものですから、今更ながらいい加減なことを言ってしまった様な気がしますが、正解で良かったです。

投稿: 所長 | 2008年11月11日 (火) 19時17分

回答いただき感謝します。すみませんが再度、ナカミチ関連の質問です。
当方ナカミチはLX5と3のみですが、ホーンを使用したSystemでは密度が高域よりで少々キツイかなと感じています。
CR以降はさらに硬質な音のような評価ですが、初期のオールドナカミチと言われる機種は柔らかく濃厚というような評価があり700や680で安いのを狙っているのですが、LXもオールドナカミチの部類でしたら、これらも同じような傾向の音なのでしょうか。
LXと、その前後の機種の音の傾向の違いが分かりましたらお教えください。

投稿: LX-fan | 2008年11月13日 (木) 12時57分

LX-fan様
残念ながら4XX、5XX、6XXや700、1000など、これまで試聴したことがないため、音の傾向の違いは当方には分かりません。

投稿: 所長 | 2008年11月13日 (木) 17時09分

所長様の発表された機種も確認せず申し訳ありませんでした。似た趣味のある小生と重なる機種もいくつかあり感想も似た傾向でしたので、思わず不用意な質問となってしまいました。ご随意に削除していただいて構いません。
所長様のZX-9では不具合が生じているようですが、小生のLXはベルト交換後は快調です。ZXに比べて機能が単純な分、不具合も生じにくいのかも知れません。ZX-9はLXと同時期の機種ですが直されましたら感想をお聞かせください。これからも楽しみにさせていただきます。

投稿: LX-fan | 2008年11月17日 (月) 12時56分

LX-fan様
あまりお気になさらないでください。質問されても素人故、分からないことの方が多いものですから。
ZX-9、そろそろ何とかしなければいけませんねえ。浮気性な者ですから、つい新しく手に入れたジャンクの方に手が行ってしまいます。外観ならLXの方が好きですね。

投稿: 所長 | 2008年11月17日 (月) 20時00分

こんばんは、所長様
長年使ってきた777ESの調子が悪いのです。少し前から兆候は出ていたのですが、つい最近全然ダメになりました。ディスプレイのレベルメーターが振り切ったままなのです。以前は、電源を入れなおすと復帰したのですが、今回は、全くダメです。誰か様のホームページで「このリレーの接触が悪くなるとレベルメーター振り切ったままになります」という記事を見たのですが、全然探しあてられません。所長様なら、どのリレーかお解かりではないでしょうか?教えて頂ければ非常にうれしいです。
ちなみに、777ESは1981に冬のボーナスで買いました。夏のボーナスではTA-9Xを買いました。どちらかというと、色付けの少ないTA-9Xをメインに使っていました。TA-9Xは、何回かメーカー修理を受けてきましたが、ついに受け付けてくれなくなり、京都のF電気様に修理にだしました。もう2年に以上になりますが、まだ帰ってきません。早く帰ってこ~~~~い。

投稿: kimoren4649 | 2008年11月19日 (水) 17時52分

kimoren4649様
私のESIIは使っているうちにメータの発振が自然に直ってしまったので、原因はリレーなのか特定できておりません。ちなみにESとは多少回路が違うと思いますが、ESIIならメータのすぐ後ろのコントロールボードに2個、その下のオーディオボードに1個リレーが使われています。コントロールボードはドルビーのON/OFFとB/Cの切り替え、オーディオボードではキャリブレーション/テープ(ソース)の切り替えをやっています。

投稿: 所長 | 2008年11月19日 (水) 20時52分

こんばんは、所長様
早速の、アドバイスありがとうございます。
リレーが3つくらいならどうにかなると思います。
一度、接点を磨いてみます。

投稿: kimoren4649 | 2008年11月20日 (木) 16時53分

はじめまして。もしおわかりでしたらアドバイスいただきたく投稿させていただきます。
何年も放っておかれたうちのLX-3、再生ボタン押してもキュルキュルいうだけでテープが走りません。ヘッドも完全に上がらないようです。開けてみたところ、カムやその上のアームあたりの動きが怪しい感じです。とはいえ正常な動きがわからないのですが・・・・
またパネルの銀色のパーツも一面かなり腐食が進んでおりました。これは塗装しなおすしかなさそうです。
いっそ金メッキでもしてしまおうかな(^^;
もし何かお心当たりがありましたらアドバイスよろしくお願いいたします。

投稿: KZ | 2008年12月 3日 (水) 12時15分

KZ様
可能性の高い原因から言えば、テープが走らないのはアイドラーのゴムが経年で固化して滑り、リールが回らないのだと思われます。またLX-3はモーターでギアを回しヘッドを持ち上げますが、やはりモーターとギアを結ぶベルトがのびて滑り、ヘッドが完全に上がらないのではないかと思います。アイドラーとベルトの交換が必要ではないでしょうか。

投稿: 所長 | 2008年12月 4日 (木) 01時04分

お礼が遅くなり申し訳ありません。本日やっとパネルをはずしてメカ部分が見えるところまできました。ヘッドが上がりきらない現象ですが、モーターとギアを結ぶベルトには問題ないようです。ただ何かに引っかかったように途中で苦しそうな唸りを上げたまま止まってしまいます。割り箸でギアを回すとヘッドはちゃんと上がります。アイドラーは確かに硬くなっているようですが、ここはヘッドの動きに関係あるのでしょうか?
まだメカ部分はばらしていませんが、マニュアルを見ながら気長に理解していこうと思います。またわからないところが出てきたら質問させてください。なお銀色パーツはバスマジックリン付け置きでかなりきれいになりました。

投稿: KZ | 2008年12月 8日 (月) 23時22分

こんにちは、経過報告です。メカを取り出して矯めつ眇めつしていたら、所長のLX-3と同じくプレッシャーローラーアッシが両方ともガチガチに固着していることに気が付きました。ローラーの取り外しは、シャフト手前側の真鍮色の切り込みのあるブッシュを抜く必要があるようです。私は切り込みに精密ドライバーを突っ込んで少しこじ開けて取り外しました。現在ベルト到着待ちなのでまだ組み立ててはいませんが、おそらくこれが原因と思われます。組み立て終わったらまたご報告いたします。

投稿: KZ | 2008年12月10日 (水) 12時06分

はじめまして。あるカセットデッキに関するブログへ質問しましたらこちらを紹介されました。よろしく御願いします。先日リサイクルショップで「再生するとテープが絡まる」というビクターのKD-85SA というデッキを購入しました。ヘッド等の清掃後テープを入れて再生するとやはり数秒で停止してテープを取り出そうとしてもドアが少し開く程度でテープさえ取り出せない状態でした。四苦八苦しようやくテープを取り出し、試行錯誤の末、再生を試みた結果、テープを挿入しテープのリールハブ(?)の部分を自分の指で引っ掛けて少し上にずらしデッキの回転する軸(テープのリールハブがはまる部分)にうまくはまると再生もするし、取り出すこともできました。ただ、普通に挿入しただけではリールハブのギザギザ部分がデッキの回る部分にうまくマッチしないようで取り出す時もテープのリールハブのギザギザ部分がデッキの回転軸部分に引っかかりそこで止まってしまい取り出せないことがわかりました。こういった場合、どのような処置を施せばテープの位置をいちいちずらさなくても再生やイジェクトができるようになりますでしょうか?このわかりずらい文章で不具合の症状がおわかりになりましたら、よろしく御願いいたします。 先に質問しましたブログの方が同じ機種で正常に動作するデッキを所有されていてその方のデッキホルダー内の写真を見せてもらい、自分の物と比べましたが異常は見つけられませんでした。

投稿: KD-85SA | 2008年12月18日 (木) 17時41分

KD-85SA様
カセットの出し入れに関するトラブルもいろいろありますが、残念ながら同じ経験はありません。お話の内容から、挿入時にカセットが正常位置より少し下にセットされ、デッキ側のリールハブにテープがうまく入らないと言うことでしょうか。
参考になるかどうか分かりませんが、私の経験ではヤマハのK-1000で、デッキの片方のリールハブの先端の帽子(蓋)がなかったためにテープがうまくリールに入らなかったことがありました。
またカセットは挿入の際、デッキのピンチローラのすぐ斜め上あたりにある左右のガイドの上を滑りながら位置決めされ、セットされます。このガイドはプラスチック製が多いのですが、経年で折れたり、変形したりするとテープがうまく入りません。しかしKD-85SAは写真で見るとガイドは金属製のようです。ガイドはデッキのシャーシに固定されており、通常はまずずれない(動かせない)ものですが。
後考えられる原因ですが、カセットはヘッドが上がる際にカセットハーフが上に持ち上げられるのを防ぐために、通常見えませんが、挿入部の上に板バネがついていると思います。これが強すぎたり、位置がずれていたりするとテープが入らないことがありました。
ご検討ください。

投稿: 所長 | 2008年12月18日 (木) 22時53分

ご返答ありがとうございました。
>お話の内容から、挿入時にカセットが正常位置より少し下にセットされ、デッキ側のリールハブにテープがうまく入らないと言うことでしょうか。
まさにその通りです。症状の表現がうまくなくてスミマセン。
昨夜ですがご指摘通り挿入部上の板バネとやはりデッキホルダー写真の2番脇にある板バネを調整し、イジェクト操作をうまく出し入れできるまでガチャガチャやっていたら十数回に1回位の割合でうまくテープを取り出せるようになりました。再生の方はもっと高い確率でセットするとほとんど再生できてました。まだ、テープの取り出しに不安はあるもののなんとか許せる範囲内だと思います。こちらでヒントを得られなかったら、知識も技術もない私なので面倒になりあきらめていたかもしれません。
本当にどうもありがとうございました。

投稿: KD-85SA | 2008年12月19日 (金) 11時45分

所長様
LX3が組みあがりましたのでご報告です。
大本の原因はやはりプレッシャーローラーアッシの固着でした。グリスアップの上組み立てたところ、無事に再生されるようになりました。ただたまにヘッドが上がりきらないことがありましたので、コントロールモーターベルトを新品に交換したところ、現在ではメカ動作は完璧に動くようになりました。(若干伸びて滑ることがあったようです)
メカ以外の部分で、カウンターが動かないのとPLAY/FF/RWのLEDが点灯しないという不具合がありますが、こちらはちょっと見当がつかずお手上げ状態です。カウンターベルトも交換しプロペラは回っていますし、ムギ球も点灯しております。試しに懐中電灯でより強力な光を当ててみたりもしてみましたがカウンターは動きませんでした。ごくたまに「0005」位まで動く時もありますが、すぐにリセットされて停止します。もしかしたらICの故障かもしれませんが、再生機能に影響はないのでとりあえずこれで使おうと思います。
いろいろとご教授ありがとうございました。

投稿: KZ | 2008年12月24日 (水) 14時32分

所長様

はじめまして。最近、ヤフオクにてLX-3を入手し不動品を稼動品にしました。例の部分の固着とベルトのスリップが原因でした。ベルトは、変形部分を切断してアロンアルファーの衝撃用で接着(意外に丈夫です)して装着しています。
ライン出力では気にはならないのですが、ヘッドフォンで聞くとレベルメーターの点灯時の稼動ノイズが再生系に入ってきておりどこをいじくれば良いのか御教授くだされば幸いです。
個人的には、これより古いモデル480の方がのびのびとシャキっとしたような再生音で個人的には好きです。基盤一枚のシンプルさは修理しやすいですね。LX-3はゴチヤゴチャ機能を付けてしまったことがあんましよくないような感じを修理をしていて感じてしまいました。

投稿: カセットrara123  | 2009年10月15日 (木) 17時35分

カセットrara123様

LX-3はかれこれ4台ほど修理しましたが、同様のノイズの経験はありません。ただ、そう言われてみるとLX-3でも、操作ボタン裏や右扉の止め金具から本体シャーシ上部へアース線をつないでいる機体と、それらがない機体がありました。素人の作業とも思えないのですが。

投稿: 所長 | 2009年10月15日 (木) 19時33分

いつも拝見させていただいてます。初めまして。
うちにもLX-3があるのですが、掲載されている内部写真とは違い、うちのは基板上に何カ所かコンデンサが追加されています。このような状態のLX-3はご覧になったことがおありでしょうか?お手空きの時間がありましたらご回答いただきたいです。
参考までに私のblogは
http://yurayura-furafura.blog.so-net.ne.jp/
でございます。

投稿: mymy | 2010年6月19日 (土) 16時13分

mymy様
初めまして。
LX-3はこれまでのべ4台ほど修理しましたが、mymy様のブログの写真にあるような、電源回路の電解コンデンサーにバイパスコンデンサーを後付したものには、お目にかかったことがありません。しかし、メーカー(あるいは修理下請け)さんの修理において、基板に抵抗やコンデンサーなどが(結構乱暴に)後付されているものは、頻繁に見かけますので、これが素人さんの改造とは断定できません。
しかしパスコンを修理で後付するとは、ちょっと考えづらいです。故障の原因にはならないと思うので。

投稿: 所長 | 2010年6月19日 (土) 18時03分

早速のご回答ありがとうございました。
よく見てみると製造時のもののような…。
疑問は尽きませんね。

投稿: mymy | 2010年6月19日 (土) 20時32分

所長様
すいません、又質問させてください。LX-3のカセットドアのムギ球が切れているのですが、仕様をご存じないでしょうか?サービスマニュアルを見てもただランプと書かれているだけで(笑)困っております。回転検出用のムギ球はちゃんと12Vと書かれているのに…。お手空きの時間がありましたらご回答ください。お願いいたします。

投稿: mymy | 2010年7月 3日 (土) 18時11分

mymy様
当方カセットランプを交換した経験が無く、またLX-3のサービスマニュアルも持っていないので分かりかねますが、ほぼ同時期に発売され、電源回路の構成もよく似ているZX-9の場合には、同じ12Vです。部品表に仕様が書かれていない場合は回路図を追うか、電圧を実測してください。

投稿: 所長 | 2010年7月 3日 (土) 20時16分

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