TC-K333ESA (2)

333topbefore

機種としては、だいぶ以前に紹介した333ESAです。最近はオークションでも、高級カセットデッキの値段が高騰し、ウオッチはするものの、入札はほとんどしておりませんでした。333ESAも例外ではないのですが、残り時間の割に安かったので、久しぶりに入札したところ、運良く(?)取れてしまいました。通電のみ確認のジャンク、傷はありましたがサイドの化粧板も付いておりました。天板を開けた途端、この有様。

333bottomebefore

底のサビも凄い。いやあ、どうして皆さんわかるのでしょうね、外観写真は全体にきれいだったのですが。まだまだ私のジャンクを見る目が鍛えられていないからでしょう。この333シリーズは555と違い、もともとフレームの素材が錆びやすいのですが、ここまで朽ちているのは初めて見ました。なんかサビ臭い。もうやる気も失せて、このまま黙って再出品も考えましたが、せっかく333が安く入手できたので、手を入れてみることにします。通常の修理だけでは物足りないというか、錆びたフレームを見ているとやる気が起こらないので、まずフレームを再塗装することにします。

333flamebefore

プリント基板やトランスも全て外します。333ESAはこれまでの修理画像データが豊富にあるので、配線引き回しなど気にせずどんどん外してゆきます。それにしてもサビが凄い。

333flameresolved

フレームもバラバラにします。もうなんかこのまま袋に入れて、燃えないゴミに出してしまいたいという気もしてきました。(笑)

333sandpaper

以前、何かのセールでついでに安く買ったスーパーソニックスクラバーが、初めて役に立つ時が来ました。先端に片面がマジックテープのサンドペーパーを丸く切って貼り付けます。グラインダー代わりです。小さくて小回りが利きます。面白いようにフレームのサビが取れます(黒い痕は残る)が、サビの粉が周囲に飛び散るので、花粉用マスクをしてベランダで行いました。

Paintspray

本来なら錆取り後、下地処理をするところですが、手を抜いてサビの上から塗装できるという、染めQ サビたまんまで塗れるカラー(ブラック)を使いました。 

333flamepainted
どうでしょう、素人目にはきれいに仕上がりました。

333bottomepained

底板もこんな感じ、よく見れば再塗装したことがわかるかもしれませんが、断然こちらのほうが良いですね。まだ塗装臭はありますが、サビの臭いはありません。ついでにインシュレーザー(足)のゴムも、ボロボロだったのでホームセンターで買ったゴム足に交換しました。違和感はありません。

333condenser

もちろん、本体のデッキ修理も行いました。定番のゴムベルトやコンデンサーの交換に加え、壊れていたヘッドフォン端子の交換、電源ケーブルも切断されていたので、新しいものを付けました。

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天板をつけると、見栄えは修理前とあんまり変わらないのですが、自己満足の一台です。

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